スキンケアにおいて、直接肌に塗る化粧品には安心できる物をと、無添加とか敏感肌用ということで選んでいる人も多いようです。
しかし、敏感肌用でも人によってはアレルギーの原因となる成分が入っていることもあります。また、アレルギーになりやすい成分を少なくしたせいで、洗顔剤の洗浄力が弱かったり、化粧水は水に近い物になってしまい、効果が低くなることも考えられます。
封をあけた化粧品を最後まで使い切るには防腐剤もかかせません。人によってはかぶれることもありますが、ごくまれです。無添加でも防腐剤の役割をする化学成分は入っています。
香料の場合は、安全性も高くなっており、リラクゼーション効果もあるのでそれほど気にしなくて大丈夫です。
「自然」というイメージからか生薬やハーブなどの植物エキスを配合した化粧品を肌にやさしいとおもいがちです。
一口に自然化粧品といってもいろいろで、植物エキスの使われ方や、製品化される過程もさまざまで、すべてが肌にやさしいとは言いきれないのです。
また、手作り化粧品には、衛生面や精製度に問題があります。
植物には、アクや、刺激となる結晶、日光過敏を起こす成分など、肌のトラブルのもとになるものはむしろ多いと思ってください。